現地解体の様子

当社工場には総重量20トンの12mm用クラスのフォーマーは社内修理可能ですが、機械装置の搬出、搬送の費用を削減するため基本現地での解体修理を推奨しております

写真の工事では解体した部品を機構別にラベル表示行ないそれぞれの修理方法、改造方法を個別に見積と説明を行い重点的に費用をかけて治す箇所をバランスさせてトータル予算の計画を決めます

修理での要点として、操作されていたオペレーターの今までの問題点から作業性の向上を主体として、次に生産性の向上を含めた推奨する工事内容を提案打合せ行なって行きます

横型圧造機用安全カバー

前回製作した安全カバーは引き出して回転させたあと機械カバーのどこかにストッパーとして充てる必要がり取付に際して制限があっで回転根元にストッパーを追加しました 

安全カバーの重さをサポートするダンパーを付けて軽く動くようにしてます

6mmヘッダー全体修理

小型のヘッダーにて、搬送部の改造、上下駆動カム面修正、ダイス穴パンチ穴修正、摺動部精度合わせ、送りシャフト隙間調整、主要メタル交換、パンチ側位置調整部修正、オイル配管など行いました  小型の機械は大型と違って大きなイタミは少なく修理の要点は見栄えを求められます  機械としては良く仕上がりましたが、見栄えで苦労した案件でした  

KO調整用エンコーダーの寿命

KO調整の手動モードに切り替えられないということで、電気屋さんとタッグして対応に行きました
まずはオペレーターからの聞き込み行うのですが
症状の発生してから調整なしで一品番のみで稼働させていたので症状が出た変化点が不明
Windows前のDOS?で制御している機械なのと
装載してるシーケンサーがアランブラッドレイで通信ソフトをオープンに、していないので異常表示画面での端末機器を追っかけての対応となりました
各調整部のエンコーダーからのポジションメモリー用電源バッテリーが怪しいとなりユニットを確認
なんと7ボルトで供給している特殊な電源ユニットの出力が不安定なのと、エンコーダーの故障による通信エラーが原因と判明しました
海外製  アルアルですね