6mmヘッダー全体修理

小型のヘッダーにて、搬送部の改造、上下駆動カム面修正、ダイス穴パンチ穴修正、摺動部精度合わせ、送りシャフト隙間調整、主要メタル交換、パンチ側位置調整部修正、オイル配管など行いました  小型の機械は大型と違って大きなイタミは少なく修理の要点は見栄えを求められます  機械としては良く仕上がりましたが、見栄えで苦労した案件でした  

KO調整用エンコーダーの寿命

KO調整の手動モードに切り替えられないということで、電気屋さんとタッグして対応に行きました
まずはオペレーターからの聞き込み行うのですが
症状の発生してから調整なしで一品番のみで稼働させていたので症状が出た変化点が不明
Windows前のDOS?で制御している機械なのと
装載してるシーケンサーがアランブラッドレイで通信ソフトをオープンに、していないので異常表示画面での端末機器を追っかけての対応となりました
各調整部のエンコーダーからのポジションメモリー用電源バッテリーが怪しいとなりユニットを確認
なんと7ボルトで供給している特殊な電源ユニットの出力が不安定なのと、エンコーダーの故障による通信エラーが原因と判明しました
海外製  アルアルですね

〇島田ヘッダーのクランク交換

◯島田の10mmの機械のクランクシャフト折れてたので交換しました

両フランジにベアリングを使用していたので、砲金に交換してます


左がラム、右の中央クランクはカッターとKOの駆動、右下は外周溝カムはトランスファー移動
構造を理解するのに苦労するので、このメーカーの修理はどこも敬遠されます
あと配管が無茶苦茶なので、やりかえます